英語が喋れなくても留学できるのか?

 

どうもどうも現役留学生ライターのハルです。

 

早速ですが「留学はしたいけど日本語しか喋れない」、「向こうに行ってコミュニティーに溶け込めるか心配」などの不安を抱えている人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は僕の8年間の留学経験から「英語が喋れなくても大丈夫なのか」という質問に答えて行こうと思います。

 

僕のプロフィール

 

  • 留学歴: 8年
  • 留学期間: 2016年~2024年
  • 留学先:スイス、アメリカ
  • 現在:ボストンの大学
  • 留学前の英語力:ゼロ

 

結論から言うと、僕は英語が喋れない方が留学を満喫できると思います。

留学する最も重要な理由の一つは、それが最大の成長の機会を提供するからです。私の周りで、留学しても英語力が向上しなかった人は一人もいません。もし英語を話せる状態で留学するなら、それは単に海外が好きなだけかもしれません。そのような人は、日本にいても海外にいても、大きな変化は見られないでしょう。しかし、英語が不得手ならば、留学は確実に著しい成長をもたらすでしょう。

二つ目の理由は、新しい友達をたくさん作ることができる点です。注射を受ける直前が最も恐ろしいように、留学へ行く前が最も不安でいっぱいです。しかし、実際に留学を経験すると、初めて留学する人たちや共通の趣味を持つ友達と必ず出会うことができます。

 

実際に僕の体験から見ていきましょう。

ハローも言えなかった…

スイス到着!キャビンアテンダントさんに撮ってもらった写真

上にも書いてある通り、僕は小学4年生で英語が全く分からないまま留学しました。実際喋れる言葉はイェス、ノー、ハローぐらい、最初の数日はトイレに行くのも一苦労でした。性格もすごく静かで決してワイワイするタイプではなかったので人と喋るのは憂鬱でした。

 

そんな僕はまあ、泣きました。情けないくらい泣きました。

 

ただ、そんなどうしようもない僕を何が救ったのかというと学校の助けでした。

 

留学生を受け入れている学校には大体ホームシックや英語が喋れない子へ対応するシステムがあります。僕の場合は英語の個人授業や、日本人の先輩が僕に付き添うよう手配してくれたり、1日一回親に電話できるようにしてくれたり。先生も同級生もみんな僕をほっとくどころか僕をご飯や遊びに誘ってくれました。

 

一番の変化はある男の子がサッカーしようと誘ってくれたことでした。昔からサッカーは好きだったので半ベソながらも外に出向き、外国人たちに混ざりサッカーをプレイしました。いざプレイすると、面白いことに気づきました。サッカーならパス、シュートだけで会話ができるじゃんと。僕にはサッカーを通して友達が数人できました。

そこで僕は“なんとか生きていけるかも”と思い始めました。

僕にとってスーポーツは言語が通じなくてもコミュニケーションが取れる「魔法のツール」でした。

そして数人友達ができてから僕はすぐに生活に慣れていきました。日本のお菓子に感動する友達を見て笑ったり、サッカーを見て白熱したり、日本とは全然違うすごく新鮮な毎日でした。

こんな僕の話を聞いて、“でも僕/私できるスポーツがないんですが”と思う人もいるかもしれませんです。でも実際なんでもいいんです。けん玉が得意だったら持っていって披露したり、同じ趣味で盛り上がったり。趣味や特技などは全世界共通で、それを通し友達を作ることを目指しましょう。ぜひあなたの好きなことをを活用して海外で友達を作りましょう。

数ヶ月でまともな会話ができるように。

日本で英語を学ぶよりも、海外で学んだ方が速く英語を習得できます。人は全く新しい環境に身を置くことで、学習速度が何倍にも加速します。これはアクティブラーニングと呼ばれており、英語が苦手だった僕も、海外に1ヶ月滞在しただけで簡単な会話ができるようになりました。

コミュニケーションが取れるようになると、緊張が解けて毎日が楽しくなります。その時期、自分の成長を実感することが何よりも楽しく感じられました。英語が話せなかったからこそ、語学だけでなく、性格にも大きな変化が見られたと思います。

結論:

 

もし根暗だった小学4年生の僕がうまくやれたのなら、皆さんも、たとえ数ヶ月や数週間の留学であっても、英語が話せなくても現地のコミュニティに溶け込むことができるでしょう!海外の人々はとてもフレンドリーで、異なる文化の中でも趣味が合う友達が必ず見つかると思います。英語が話せない状態で留学できることは、むしろラッキーだと思うくらいでちょうどいいかもしれません。

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